有料老人ホームの見学の際のチェック箇所

間取りをチェック

 

間取り図があれば、事前に居室やトイレ等について確認しておきましょう。

 

・居室

 

居室はどの階にあるのかを確認しましょう。

 

共用施設、たとえば食堂やお風呂、ホール等は
できれば居室と同じ階にあって欲しいですね。

 

少なくとも食堂やリビングと居室が一緒の階にないと、
移動のたびにエレベーターを利用する事になり、
いちいちスタッフの手を借りなければならないことになります。

 

すると、部屋の外に出ようという気を失いがちになります。

 

・トイレ

 

個室の場合、トイレつきは譲れないラインです。

 

せめて2室に1箇所のトイレがあるかどうか確認しましょう。

 

・北向きの部屋

 

北向きの個室は少ないほうが良いでしょう。

 

・エレベーターの定員

 

エレベーターの定員についても確認しておきましょう。

 

緊急時にストレッチャーで搬送できるか、
車いすの人は何人乗れるのかなど、
確認しておきましょう。

 

廊下をチェック

 

廊下の幅や段差、手すりの有無などについても確認しておきましょう。

 

廊下の幅は、車いすですれ違う事ができるくらいの幅、
1.8mくらいは欲しいです。

 

段差があるかどうか、
手すりはついているかどうか、
実際に歩いてみて確認してください。

 

においをチェック

 

浴室やトイレの清掃が行き届いているかを確認しましょう。

 

人手が十分な施設かどうかについても、
清掃の具合から推し量る事もできます。

 

トイレ、汚物処理室、居室、居室の窓を開けたときの外部のにおいも
確認してみてください。

 

強力な脱臭装置が設置されている施設もありますが、
悪臭はよくありません。

 

脱臭だけでなく、換気がしてあるかどうかについても確認しましょう。

 

ロビーの様子

 

ロビーがあまりにも豪華すぎるのは、考え物です。

 

第一印象はロビーからということもあり、
ホームの顔ともなる部分ですが、豪華すぎるのはどうでしょうか。

 

ホームの玄関やロビーのみにお金をかけ、
豪華にしているという感じがとられた場合は、
違和感を感じてしまいますね。

 

居室の広さ

 

居室は、モデルルームを見せてもらう事がほとんどです。

 

しかし、モデルルームでは、きれいにしつらえられていて、
生活観が沸かない場合もあります。

 

了解が得られるようであれば、
実際二入居している人の部屋を見せてもらうと、
生活の様子なども分かるのでお勧めです。

 

居室の広さは、15u前後が平均的です。

 

介護専用型のホームの場合は、居室が狭く感じられ
驚いてしまうかもしれません。

 

ですが、居室で介護をされるという前提のため、
問題はありません。

 

健康型であれば、マンションのように30〜80uある場合が多いですが、
介護専用型であれば15uあれば十分ですし、
国は、これから新築する場合は13平方メートル以上に死なさいと指導しています。

 

ただし、古いホームでは、もっと狭い事もありますし、
もともと社員寮だった建物を改築しているような場合は6畳程度の広さしかありません。

 

とはいっても、広さにこだわるよりも、
車いすになった場合を考えたつくりになっているか、
入り口やトイレの入り口の広さがどうかを確認しましょう。
1メートルほどあれば十分です。

 

居室の備品についても確認

 

居室の備品についても確認しておきましょう。

 

モデルルームでは、家具が置かれた状態の場合もあります。

 

その家具はもともと部屋に備え付けられているものなのかどうか、
持ち込まなければいけないものなのかどうかについても
確認しましょう。

 

テーブルや机、イス、冷蔵庫、テレビ等の電化製品、仏壇、
ホームによっては、ベッドやカーテン、
照明器具も自分で用意しなければならないところもあります。

 

ナースコール

 

健康な人が見学に行くと見落としてしまいがちですが、
ナースコールがきちんとあるかどうかも確認しましょう。

 

ナースコールは居室のベッドと、トイレの2箇所にあると安心です。

 

窓からの眺め

 

日当たりは勿論、窓からの眺めや騒音についても確認しましょう。

 

お風呂

 

お風呂には、自分でお風呂に入ることができる場合に使用する一般浴槽と、
全面的に介助が必要になったときに使用する機械浴槽があります。

 

機械浴槽があると、安心感があるイメージですが、
個別浴室に比べてケアが楽なため、
安易に機械浴にしてしまう施設があります。

 

機械浴槽を使っている入居者は、定員の2割以下を目安とすると良いでしょう。

 

個人浴槽を使う場合は、介護スタッフの技術も必要です。

 

使われているかどうかも確認しておきましょう。

 

また、浴室の清掃状況はきちんと確認して置きましょう。

 

脱衣用の床、棚、浴槽はきれいに掃除されているか、
棚の中のタオルはたたまれているか、
浴室の洗面器等は片付けてあるかなど、
自宅のお風呂と同じように自分が気持ちよく入れるかどうかという視点で見てみてください。

 

お風呂は見せてくれなかったという施設は論外です。

 

共用施設を確認

 

食堂やリビングは、10人に対して一箇所はほしいですね。

 

機能訓練室については、専用の部屋なのか、
機能訓練室の器具はどのようなものがあるか、
リハビリ専門員はいるかなど確認しましょう。

 

歩行訓練平行棒や滑車を使った肩の運動器くらいはあったほうが良いです。

 

高度なマシンがあっても、リハビリの専門員がいなかったり、
マシンもほとんど使われていないというホームもあります。

 

一週間に一度くらいは、機能訓練室を使った運動が行われているのかを確認してみましょう。